宮城県仙台市、臨済宗妙心寺派 少林山保春院のウェブサイトです。

水上山月江寺

2016/06/30 (木)

游碧(見至)副住職が富士吉田市「水上山月江寺」住職として入寺

 保春院副住職として勤めていた游碧(見至)和尚が、去る四月一日に山梨県富士吉田市の水上山月江寺第十七世住職として就任しました。

 陽光うららかな当日、午後二時多くの檀信徒に迎えられ、法縁の和尚様方に見守られて、盛大且つ厳粛の内に法要が厳修されました。一昨年の十二月に前御住職が亡くなられて以来、兼務住職を勤められた和尚様に退任辞令が、そして新住職となる游碧和尚に住職辞令が大本山妙心寺より伝達され、ここに正式に月江寺第十七世住職として着任いたしました。

 簡単に月江寺由緒を紹介しますと、大和時代まで遡り「山の寺・祈祷所」であったといわれている寺院です。寺紋は甲斐武田家より寺領寺紋として武田菱が、更に徳川家光公より御朱印寄付等の庇護を受けて、葵の紋を賜ったので、武田菱と三つ葵が月江寺の寺紋となっています。古い歴史を物語る富士吉田市指定有形文化財等が大切に保管されています。

 本堂から右手前方に、霊峰富士のお山が間近に見えて圧倒されるお姿です。そのために真夏でも日没になったら一枚重ね着をするそうです。

 特筆すべき事は先々代の御住職様が、学校教育に心血を注がれ、学校法人「月江寺学園」として現在、月江寺幼稚園・富士学苑中学校・富士学苑高等学校を創設し、「報恩・奉仕・精神の校訓」の基に、宗教教育を実践していることです。本堂の前に広場があり、幼稚園の園庭となり、夕刻からは高校野球部の練習場になっていました。更には園児をはじめ、中・高生が登下校の際、必ず本堂に丁寧なお辞儀をしている姿には、先住・先々住職様の熱意と御苦労が偲ばれました。

 新住職は「こんなに来客等、忙しいお寺とは思わなかった」と言いながら、徐々に檀信徒、学校関係者、富士吉田市の各関係者等々と、和合しつつある様です。なにせ「一人ですべてを」の状態ですので、一~二年は基礎堅めに大変かと思いますが、どうにか元気で頑張っています事を御報告申し上げます。

境内案内

本堂 - HONDO -

平成26年に落成した禅宗方丈様式の本堂です。本尊「聖観世音菩薩」と、伊達政宗公ご両親のお位牌を安置しています。また、民間信仰として古くから伝わる不動明王「牡丹餅不動」も安置しています。

蔭涼軒 - INRYOKEN -

本堂再建の際に仮本堂として建てられ、東日本大震災の時には避難所にもなりました。檀徒の方を優先に、地域の方にも通夜会館、諸会議、展示会等でご活用いただけます。また、各種研修も受け入れています。

山門 - SANMON -

開山 清嶽和尚さま350年遠諱、保春院殿370遠年忌の記念事業として、建設されました。現在は瓦の破損と雨漏りによる腐敗のため解体保存中です。

位牌堂 - IHAIDO -

安置を希望する檀徒の位牌を預かる場所です。永代供養のための位牌も安置しています。

永代供養塔(三界萬霊塔) - EIDAI KUYOUTO -

後継者がいない方、墓じまいの方の為の合同永代供養墓です。年に一度、合同法要を行います。一般の方もご利用できますので、詳しくはお寺までお問い合わせ下さい。

動物霊園 - DOBUTSU REIEN -

家族の一員として一緒に生活してきた動物のお墓です。毎年春に合同法要を開催しています。 近隣の方もご利用できますので、詳しくはお寺までお問い合わせ下さい。

茶室(一華庵:いっけあん) - CHASHITSU -

宮城刑務所で亡くなられた方を供養するために建てられた茶室で、保春院に移築されました。現在は老朽化が進行したため、解体保存中です。

白山神社 - HAKUSAN JINJYA -

保春院の境内にある神社です。正式名称は「白山妙理大権現」といい、毎年春には例大祭が行われています。

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